結婚指輪におすすめの素材4選｜メリット・デメリットを解説

プラチナのメリット・デメリット

結婚指輪の素材として一番人気なのは、プラチナです。アルカリに強い性質のため、汗や水に強く、ブールや硫黄の温泉でもほとんど変色しないという特徴があり、傷が付きにくいのもポイントです。しなやかなため加工がしやすいですが、金に比べると変形しやすいです。

金属アレルギーにはなりにくい素材ですが、バナジウムを混ぜている場合は注意する必要があります。

華やかな印象を与えてくれるゴールドは、強度が高いのが特徴です。純度が高ければ高いほど強度も上がります。そして、日本人の肌にもゴールドは馴染みが良いとされており、カジュアルな雰囲気とファッション性が高いのも特徴です。

一方で、変色には弱いというデメリットもあるので注意が必要。銅が混ざっているので、銅に金属アレルギーがある方は注意をしましょう。

結婚指輪の新素材として注目されているチタンは、金属アレルギーを起こしにくく、温泉にも強いので変色しづらい素材です。硬くて丈夫という特徴がありながら、その軽さから人気を集めています。ただ、プラチナやゴールドに比べ色味が暗く、華やかさには劣ります。

ジュエリーとしての素材の価値が低く、その硬さからサイズ直しが難しい面もあるようです。

ジルコニウムは熱に強く、医療器具や歯科で使われていることからも人体への安全性が高い素材です。そして、化学反応を使い様々な色合いに変えられる素材のため、同じ素材やデザインでも、好みの色合いにできるのが特徴。

一方で、発色加工をしても美しさが長続きしない点や、使う石のバリエーションが限られる点がデメリットと言えます。